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【9/1防災の日】今!被災者の声から生まれたおしゃれでデザイン性の高い防災グッズ

9月1日は、防災の日

8月30日~9月5日までは、防災週間です。

1923年(大正12年)9月 1日の「関東大震災」を教訓に、「防災に対する認識を深め、平時の備えについて確認する 防災の日」です。

 

地震といえば、

〇「阪神・淡路大震災」 1995年(平成7年)1月17日

〇「東日本大震災」   2011年(平成23年)3月11日

は甚大な被害が出て、国家を揺るがす大災害になりました。

 

今年も、「西日本豪雨災害」 (2018年6月28日~7月8日にかけて)

で、今もなお災害の爪痕が色濃く、約2ヵ月たった今、漸く被災者に向けた仮設住宅

できている地域もあるという。復興はまだまだこれからです。

 

私は、宮城県にボランティアで復興支援に赴きました。

市内に作られた仮設住宅は落書きで荒らされ、治安が悪く閉鎖されていたところもありました。

海岸線にドローンを飛ばし、あらためて、津波の想像を超越したものすごさを実感しました。5年たっても、超大型ダンプカーがひっきりなしに、がれき処理をしていました。海岸沿いを整備し、地元の小学校の児童たちと一緒に、松の植林をしました。

しかし、地元の人たちの”生きる”ということへの強い前向きな気持ちに心打たれたことを覚えています。

 

「備えあれば憂いなし」

とよく言いますが、平穏な毎日を過ごしていると、なかなか難しいものです。

「備えをよ常に 常に備えよ」

というボーイスカウトのスローガンも私の頭に強く残っています。

 

災害時、帰宅難民になった場合に備え、備蓄物を装備する企業が増えました。

一方、災害となると、ボランティア支援という名目で、現地に赴くタレントなどの有名人もいます。「売名行為だ!」とSNSで炎上する人もいますね。

 

「自助、公助、共助」と叫ばれていますが、やはり他人を頼ってばかりはいられません。まずは、「自主防衛」「自衛」することだと思います。

 

そして、地域のコミュニティの力を発揮する。

(これも、倉敷の災害に対応している国会議員の方が言われています)

 

では、何をするべきか?

 

昭和の時代、小学校で用意した、「非常持出袋」

 このビジュアルは懐かしいですが、これはちょっと、モチベーションがあがりません。

 

いざというとき、「あ~あのダサいやつか。」と思うと出しにくくなって、避難の判断が遅れてしまうことも。

「よし、ついに使えるときがきた!」

とむしろ、ピンチをチャンスに変える気構えが必要だと思います。

 

(これは、被災者の方から、災害に立ち向かう勇気と決意を教えられました。

「人生万事塞翁が馬」という言葉を聞いたときは、ほんとに強い方々なんだなと感銘を受けています。)

 

どうせだったら、機能的でおしゃれな防災グッズのほうが、取り組みやすくなるのではないでしょうか。

 

そこで、被災者の生の声から生まれたデザイン性の高い、機能的でスタイリッシュ、おしゃれな防災グッズを中心に調べてみました。

 

 

東日本大震災の教訓がリアルに詰まったデザイン会社制作の防災グッズ

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生の被災者の声が生きているシンプルデザイン防災セット。

 『THE SECOND AID』は仙台市の高進商事と共同開発した防災セットです。

本防災セットには、NOSIGNERが東日本大震災発生から40時間後に立ち上げた災害時に有効な知識を集めて共有するwikiサイト『OLIVE』の取り組みが反映されています。

パッケージは白地に赤の文字で統一し、いざという時に、自分の身を助けてくれる救急箱のイメージでデザインしました。

O(日の丸)+ LIVE(生きる)といった意味で「生きろ日本」との願いから、名付けられたwikiサイト「OLIVE」には、身の回りのモノから物資のない被災地で生きるために役立つモノを作るためのアイデアや情報が集まりました。

サイトは有志の協力により、英語、中国語、韓国語へと翻訳されており、集合知を利用したデータベースとして、現在も拡張しています。

本サイトに集まった情報を再編した書籍が『OLIVE BOOK』です。

分かりやすいイラストともに災害時に役立つ情報を一冊にまとめています。この『OLIVE BOOK』をさらに抜粋し、災害時に必要な情報をまとめたA4サイズの冊子が『THE SECOND AID』には入っており、もしもの時に役立つモノと情報が詰まった一箱に仕上がりました。

 

THE SECOND AID / NOSIGNER™